J-WAVEインターネット接続サービス開始へ

nextによる 2006年07月24日 21時33分の掲載
これも「通信と放送の融合」部門より.
paku曰く、"東京のFM局J-WAVE(81.3MHz)は、2006年8月1日よりインターネット接続プロバイダー事業J-WAVE@NETを開始すると発表しました。サービス内容としては、ダイヤルアップ、ISDNADSL光回線に対応しています。
スラッシュドットジャパン

 放送系の会社がISPサービスを〜という話は何年か前に話題に上ったことがあるきがしますが、やっぱりこの時期に特にインフラをもってるわけでもなさそう?なJ-Waveが乗り出してくる理由はちょっと思いつきません。


本質的にプロバイダとか通信系って儲からないとおもっているんだけど・・・。
普及率が高くなると、ユニバーサルサービス化するだろうし、そのためには不採算回線が必要だし、高速化する技術に対応しなきゃいけないけど、際限なくそのコストをユーザに転嫁することはできなさそうだし。データ量が増えるにつれ定額メニューとかにしないと、普及しなさそうだし、なのに価格競争激しそうだし。やっぱりもうからなさそう。移動体通信はまたちょっと違うかもしれないけど。

 インフラただ乗り論に関しては回線を提供している事業者の言い分はわからないわけじゃないんだけど、どんなふうに払うっていうか根拠がよくわからないっていうか説明するのが大変そう。
 もともとインターネットって相互接続する部分で料金は取れるんだろうけど、それ以外のところはよくわからない・・・。
たとえばネットワークAとBをつないでるA-B間のトラフィックを相互に課金しあうことはできるだろうけど、ネットワークA内で大量にデータを流すCノードがいるときに、AとC間はともかく、Bと接続してるDネットワークとか、Dは特に何の理由もないのにBに支払う通信費が急増してしまうけど、Dはどこに料金を請求する権利があるんだろう。相互接続に使用するネットワークを共用しててもそのメンテナンスや増強費用が生じるわけだし。インターネットワークっていうのがそもそもそういう、本質的にフリーライドなところがあるんじゃないのかなぁ・・・、

 Gyaoはじぶんのデータセンターでデータをやり取りする料金を払ってるはずだし、(料金システムはしらないけど)わたしも自分のキャリアにデータ通信の料金を払ってる。データの量が多いから別料金とか、想定を超えたデータ通信はやめてっていうのは理屈はあってるけど・・・。