心理テスト

 近年中高年層が思春期の女の子のようにザクザク死んじゃうせいか、年に一回心理テストが送られてくるのです。今日が締め切りだったので眠いのを我慢して回答しました。
 心の健康調査をする試験のおかげで眠くてご機嫌斜めだよ。
 ていうか、分析結果の解説とかみてるといつも、世の中完璧超人ばっかりだっておもう。何でそんなに元気なの?
 たとえば「大変な仕事でもやればできると思う心」ってなに?
大変な仕事っていうのは

  1. 実現不可能な要素を含む
  2. 受容しがたいコストを必要とする。

 だとおもう。実現不可能要素は実現不可能なので不可能なのです。代替案をだすか、ブレークスルーが必要だし、それが十分に期待できるならそもそもさほど、困難ではなくなってしまうので「大変な仕事」ではないのです。確実性が低いときや不確定要素が多すぎる場合は一か八かのギャンブルっていうので、「大変な仕事」ではありません。
 たとえば毎日4時間残業すると実現可能とか、生け贄の乙女をふっくら蒸し焼きにすると可能な場合そんなコストを払う義理も理由もその気もないので「大変な仕事」はできません。
 この二つの条件ぎりぎりの仕事は容量ぎりぎりの仕事ですがやれば終わるので「大変な仕事」とはいえないのです。
どぅゆーあんだーすたーーんど!!
 「大変な仕事」は出来ないのが普通だということが理解していただけました?

 つまり「大変な仕事でもやればできると思う心」とは、一か八かのギャンブルに受容しがたい苦痛や犠牲を支払って突入する心っていうことです。
 そんな心は、そりゃああスリヘるわ!!ていうか、不景気だからってそんなもの常備が必要ってひどすぎる!
 リスクをとらなきゃいけないときはあるけれど、大抵そういうひとはすり減って犯罪に走ったり、死んじゃったりするよね?運が良ければその前に引退できるお金を手に入れられるけど。

 とか、上記のようなことを、各質問ごとにそれぞれ、いろいろに3秒くらい考えてしまうので心理テストは苦手なのです。