【労働者へ果たし状】人材派遣ザ・アールの奥谷禮子社長、「過労死は自己管理の問題」と労働者批判 労基署は不要とも

2人目。さすが、奴隷商人。歴史を学んで出直してください。
 これからくる、労働力不足社会はどうなのかしらないけど、過去から現在にわたって、つねに雇用主>>雇用者でした。
不景気でリストラにおびえ、生活をささえ、自殺者続出中に

自分でつらいなら、休みたいと自己主張すればいいのに、そんなことは言えない、とヘンな自己規制をしてしまって


だそうです。

 だいたい経営者は、過労死するまで働けなんて言いませんからね。過労死を含めて、これは自己管理だと私は思います。


 何でこんなのが取締役になれるんでしょうね?使用者って雇用者の安全を守る努力をする必要があるんじゃないのかな?法律について詳しくしらないけど、高層ビルの建築現場に足場はぼろぼろ、手すりもネットも命綱もヘルメットもなしで働かせて、それで落ちて死んだら安全義務違反じゃないのかな?タイムカードやなんかで労働時間を管理しているなら、働きすぎな人間に休みを取らせる義務があるんじゃないのかな?毒性のある薬品をいじるのにそれと知らせず、防護策もとりませんとか。この理屈だと健康診断とかもいらないよね?

格差社会と言いますけれど、格差なんて当然出てきます。仕方がないでしょう、能力には差があるのだから」「下流社会だの何だの、言葉遊びですよ。そう言って甘やかすのはいかがなものか」


 格差が生じていいのは機会が均等に近く、公正な取引が行われている前提に基づいてるんじゃないかっ!派遣とか準社員が同じ労働をして責任を負っていながら給料が安いのは彼らの能力のどこがどのよーに劣っているのか説明してもらいたいものです。利益上がっても給料払わないくせに能力差がどうのこうのっていうのは、詐欺能力?良心をお母さんのおなかにおいてきた能力のこと?
氏ねばいいのにw

 なんていうか、努力が認められて、見合う対価が払われるのはいい社会なんだけど、行き過ぎた優勝劣敗は社会を低次元なものにするとおもう。つまり下層側の民度が限りなくさがっていってしまう気がする。また上層のほうも下層をしらないと増長してわけのわからない俗物になるとおもう。その先にあったのが革命とか労働争議とかで、その結果が今の社会だとおもうんだけど、また後戻りしたいみみたいですね。っていうか社会が安定すると既得権益を守るために社会の階層を固定化しようとする動きがでるんだそうだけど。
 あと、国とか企業っていうのは本来自己責任とか優勝劣敗の対極にあるものじゃないのかな。
co.ltd.ってもともと、責任の制限を意味してたとおもいます。自分ひとりで全額投資するのは危険なので、一人分の投資額を抑えて複数の人間が投資することでリスクを分散する。だからlimited.というわけです。
 もし、自己責任で、自分の通る道は自分で作るし、自給自足するし、自己責任で自己防衛するしっていいだしたら、そもそも国も行政もいらないし。もちろん全部は一人でできないから、分担して担当する。でも国とか言うものは、それだけじゃなくて、ときにはうまくいかなくて失敗しても致命的なことにはならないようにするためにあるんじゃないのかな。そのために、いまは順調で成功してるんだけど、税金はらっておくから万が一の時にはたすけてくださいっていうのは間違ってるのだろうか。
 自己責任がとかいってる人たちは本当に自分の責任を果たしてるのか猛省を促したい。給料を払わないとか、社会サービスを削るっていうのは自分の存在意義そのものを根底から否定しているわけで、そんなことを言うときは情けなさで号泣しながら土下座して発表するくらいの覚悟がいるんだとおもうんだけど、そういうことを言い出す人間に限ってどうしてこんなに偉そうなんだぜ?